安倍菅後の自民党

1年以上ぶりの書き込み。
衆院選挙が終わった。
安倍菅バカウヨ政権が終焉し、岸田政権の手腕を見極める必要があろう。
経済が低迷しているとは言え、赤字国債を乱発してのバラマキは将来の世代に負担を押しつけるだけだ。
自分の任期中に財政再建をやると政権としての評価は下がるのが一般的だが、将来の負の遺産を残すことに対するマイナス評価をもっと評価上重視すべきだろうと思う。

選挙戦。
結果として自民党の圧勝だったと見て良いだろう。
立憲民主党の敗北の原因を、共産党と組んだことによる一定数の支持離れとする考察記事が多いが、自分はむしろ野党共闘と言いつつ、維新が独自に候補者を出したため無党派層の票が割れたのが一番の原因と思う。
基本、小選挙区では2大政党の戦いに集約させないと当選は取れない。
維新が独自候補を出した時点で、その選挙区ではそれが崩れてしまっていることになるので、結局、大阪のように維新が自民より強い状況でない限り、自民党に理を与えるだけとなる。それが今回の立憲民主党敗北の主因だろう。

そして問題の維新だが、自分が以前から極右維新と揶揄するように、ここは自民党より右よりで憲法改悪に積極的だ。
おそらく普段は投票すらそれほど感心のない無党派層が、そういう党の主義をよく知らず自民も立憲民主もいやだから。という理由だけで維新に入れたのだろうと思うが、非常に愚かだ。
改憲勢力という意味では、維新を含め7割以上の議席衆議院議員で確保された。

立憲民主党が政権を取って・・・なんてことはあり得ないと思うが、この改憲勢力絶対安定多数だけは阻止すべきだった。
それは達せられず非常に残念な結果だ。
今後、改憲与党内でも十分な議論がちゃんと行われることに期待したい。