政治家の核保有議論発言

麻生太郎外相および中川政調会長の日本も核保有に関する議論をすべきと発言した問題。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000066-mai-pol
とんでもない発言だと驚いている。非核3原則うんぬんではなく、本来、日本は
唯一の被爆国として核保有に関する否定的な態度をまわりに広める努力をしなければ
ならない。北朝鮮の核が脅威だから日本も核を、などという議論ではこれまで多くの
国々が核保有をおこなった考えと全く同じだ。
両政治家が日本の世界大戦を元にした戦争に対する考えが、いかに幼稚なものか
本当に失望した。
保有に関するメリットとデメリットを議論するなどと言っている。核保有に長期的
メリットなど何一つない。前置きが長く、慎重に発言しようとすればするほど、根底に
ある「核の傘」に頼る考えが見え見えで恐ろしい。
やはり安倍政権はちょっと怖い感じがする。


2度目の核実験がいつ行われるか、そしてそれに対する国連主導の追加的制裁は
どうなるか。韓国は太陽政策の失敗を認めざるを得ない状況になったようだ。
太陽政策で2000年にノーベル平和賞を受賞した金大中。しかし、この政策が
本当の意味で平和に貢献したのかは今になると極めて疑問になってしまった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E6%94%BF%E7%AD%96
韓国は民間レベルでの食糧支援も完全停止し、すばやく北朝鮮を干上がらせ、極力早く
金正日政権の崩壊を促したいところだ。北朝鮮国民の人々には一時的には気の毒であるが、
これが北朝鮮全体の人権問題を含めた数多くの問題を解決する、もっとも早道だろう。
いずれにせよ、制裁においてロシア・中国・韓国との協力体制は必須であるだろう。


非核3原則では1974年に佐藤栄作元首相がノーベル平和賞
まさか、核を持とうとする北朝鮮に対し、ロシア・中国・韓国が制裁に積極的で
ないので、日本も核を持つぞーと、プレッシャーをかけているわけでもあるまい。