麻生総理の誕生と小泉元総理の引退。
小泉は格差拡大社会を招いた元凶であるが、それでも財政再建には大きな貢献が
あったと考えている。小泉の政策で足りなかった点は、格差を拡大させた後、すぐに
税制改革を行わなかった点だろう。ここで、最高税率の引き上げなどを行っていれば、
格差社会の勝ち組からさらなる税収を得ることができた。
一方その、緊縮路線を大きく転換の舵切りをしてしまうであろう麻生。これには全く賛同できない。
麻生総理の誕生によって、今後振る舞われる、ばらまき減税。
長期的に日本という国を、さらに国際信用力のない国に下げしめてしまうだろう。
赤字国債の縮小。これが日本における最大課題と認識すべきだ。
