小泉

小泉元総理が今更何を言ったって、大して重要な意味など持たないと思うのだが、
どうやたまだマスコミは小泉を取り上げたかるようだ。
郵政民営化は自分は賛成だった。それは小さな政府を目指すという方針に賛成だからだ。
よってサービス効率の悪い地方が切り捨てられるのは当然だし、しょうがないと思っていた。
今更になってそれが正しいかどうかなど、議論する意味がない。統一性のない
運営をしていたらダメだろう。以前も言ったが、小泉政権の最大の失敗は増税しなかった
ことだと思っている。むろん消費税率を上げるべきという訳ではない。贈与税法人税
など、小泉政策で儲けた人はたくさんいたはずだ。そこからちゃんと税金を取るべきだった。
今になっても小泉が総理になってほしい人の上位に来るようだ。全く、理解できない。
特に社会的な弱者が、小泉に賛同している姿は愚かとしか思えないのだが。
前回、自民党が大勝した衆議院選や、ヒトラー政権のドイツなど、民衆の人気が異常に
高い状態こそ、実は一番危険な状態なのだろう。政治に無関心な人がある程度いて、
投票率がそんなに高くない方が無難と言えるのだろう。