鳩山vs西川

かんぽの宿の不明瞭な売却問題に始まる、今回の騒動。
鳩山の本音は何なのか、今ひとつ分からない。まさか、正義感でやっているわけではないだろう。
不明瞭さがどの程度なのか、なかなか評価が難しい。安すぎると言っても、不採算事業
だったわけだし、原価どおりとはいかないだろう。
むろん、西川の銀行時代の仲間意識があって、知り合いに安くというのはあったのだろう。
一方、やはり一番感じるのは、すでに郵政は民営化してしまったわけだ。それを政府の
人間がどうこう言う権利はかなり少なくなっているのではないかと思う。
国鉄のJR、未だ政治家にはフリーパスがあるというから、理解できない。
民営化しておきながら、既得権利は維持しようとする魂胆が丸見えだ。


法人化した国立大学などを含んだ国の研究・教育機関。これも独立した法人になったの
だから、文部科学省が口出すことももっと減るべきだ。京都教育大学の強姦事件。
論外だが、そういう大学はおのずと淘汰されるべきもので、文部科学省がとやかく
口出す問題ではないだろう。
しかし、予算という既得権限を残したまま、未だ色々と言ってきているようだ。
これはおかしいだろう。