リニア新幹線

自分が子供の時から、リニア新幹線がいずれはできると言われていて、未だできていない。
まあ、将来できると言われていたことで、未だできないことなどいくらでもあるし、
科学技術の進歩なんて所詮この程度の速度なものだ。


しかし中央リニア新幹線に関しては、徐々にその実現度合いは高まりつつある。
少なくとも整備新幹線に資金を投入するよりかはよほどましだろう。
その中央リニアに関して、JR東海社長は「沿線各県に1駅ずつが適切」とのことだ。
本音を言えば、沿線に駅など作りたくないのだが、それでは騒音をまきちらかされるだけと、
地元からの認可が下りないわけだから、しょうがない。
ところが長野県などは沿線に何駅も作れと主張しているわけで、これは地元のエゴ以外
の何者でもないわけだ。長野のような田舎に駅をいくつも作っても全く意味がない。
まあ、地元とてそんなことは分かっているだろう。わざわざ南アルプスを迂回して、
距離を増加させる意味など全くないし、自ずと1駅がどこになるかは決まってくるだろう。
国の基幹整備の足を引っ張り続ける地方。地方は地方で、都市とは別の価値に基づいた
振興の仕方があるはずだ。単に、人を呼び込むこんで、金を集めるだけがそれではないだろう。