シーズン終了

結局、初戦に勝ち「おっ」と思ったものの、その後は全く予想通りの展開。
いや、思ったよりも接戦だった。ジャイアンツも決して調子は良くなっただろう。
昨日、一昨日とも先取点を上げており、いずれも勝てる試合だった。
浅尾と岩瀬の不調は初めから分かっていた。昨日の試合は何と言っても名手井端の
8回のプレーが痛かった。確かに詰まった難しい打球ではあったが、あれはアウトに
しないとダメだろう。
まさに、今シーズンの対戦成績を含めた、両チームの戦いぶりを反映したシリーズ
だったと言えよう。接戦で負ける。これは、以前までの中日vs巨人にはなかった
パターンだ。ジャイアンツの金満と、原の若手育成がうまくかみ合ってきた
ということだろう。そこら辺は堀内時代とは明らかに違って来ている。


落合が短期決戦特有の戦いを取ろうとしても、結局、今シーズンのそのままの戦い
ぶりだったわけだ。ファンとしては極々当然の結果という感じで、残念とか悔しさ
というものを感じない。それほど、今シーズンの力量の差はあったと思っている。
シリーズで若手も良い経験ができただろう。来シーズンに向けて、チームはどう
変わっていくのか、そして肝心の監督人事。落合は来期もやるのかどうか、あるいは
やらせてもらえるのかどうか。
そこらへんが注目点だ。