仕分け

例の仕分け問題。
最近、職場でもその話題でもちきりだ。
サイエンティストのメーリングリストでも、これに対する反対意見や要望、実態を
ちゃんと伝えていこうとする、内容が非常に増えている。
とりあえず、これまで仕分け作業に出ていたものは、どちらかというと、近年
バブル的に予算を貰えていた組織やプロジェクトが中心なので、あまり自分ととしては
問題とも思っていない。
国の財政状態が悪いわけだから、科学予算だけが上がり続けるというはずもなかろう。
これまでアウトプットに対して、十分な理解してもらえる努力をしてこなかったなら
なおさらだ。
しかし、レンホウとやらの「世界一はいらない発言」は、やはりサイエンスの本質を
全く理解していない人らが、現在の政権にいることは非常に危惧を感じる。
やはり、この部分はしっかり主張していかないとダメだろう。


それにしても、随所で言われる通り、今回の件は官僚中心から財務官僚中心と
人員が絞られただけの話に感じる。ほとんどの民主党議員や仕分けの委員は
単に踊らされているだけだろう。ある意味、レンホウは気の毒だったとも言える。
その部分に早く気づく必要がある。