口蹄疫問題

県家畜改良事業団(宮崎県高鍋町)の種牛49頭のうち2頭が、口蹄疫(こうていえき)
の症状を発症したことを明らかにした。とのことだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100528-00000401-yom-soci
言わんこっちゃないということだ。ここまで、殺処分を先延ばしにし、ウイルス蔓延を
引き起こしている可能性に関して、「そのまんまハゲ」はどう責任を取るつもりなのか。
法的に決められたことはちゃんと守らなくてはならない。補償交渉はその後だろう。


農業経営に関していつも思うことなのだが、そもそも品目数が少ない農業経営ほど、
集約化・集中化によるメリットにより利益が大きい反面、このような問題に対する
リスクも大きい。農業経営を考えると県はリスクヘッジができていなかったと
思う。それは県政が主な問題だ。国に補償と言っても、結局は国民の税金。
結局、これも小さい政府を目指すのとは全く反対の方向だ。
本来、それこそ農協なりは保険事業をおこなえば済むことで、国がリスクヘッジをする
義務はないように感じる。
まあ、今回の問題は法律上の殺処分なので、国からの何らかの補償はあるとは思うが。