年金年齢引き上げ議論

年金の受給をどうするかは十分な議論をすべきなのは言うまでもない。
これは年齢引き上げとかそういう単純な問題ではないだろう。
以前から言っているように、年金は自分が勤労世代時に払った額+国あるいは事業者が
折半分として払う分+経済成長率+運用利率
以上おおまか4つの合計額を、自分が勤労しなくなってから貰うものに過ぎない。
それ以上もらうことを国に期待すること自体おかしいし、今のお年寄りやこれまでの
お年寄りは明らかに自分が支払った額に対して、貰いすぎているわけだ。
本来、世代間で公平であるべく、年金制度がこのように現状の問題点を解決せず、
ずーと自民党時代から放置されてきていることが、一番の問題点だったのだろう。


また、もっと言えば、男女間で年金の支給開始が同じなのはおかしい。定年からの
平均余命を考えると明らかに女性優遇な制度になっている。夫婦で1家計なら
関係ないだろうが、自分の立場から言わせて貰うとこれは著しく不満な点だ。


年金制度を廃止して、全部消費税で賄うというのもありだと思う。
では、これまで払ってきた年金掛け金はどうなるのか、もちろんその分はちゃんと
計算して何とかしてくれないと、困るわけだが。