新年度

新年度になり、職場も少し人が増えた。以前はほとんど人の変化がないような
場所だったので、少しでも人の入れ替わりがあることは良いことだろう。
一方、人が増えるというのは、組織の中の頂点以外の人にとっては、自分の役割とか
重要性が薄まる懸念があるわけだ。
常々、自分自身が職場内で歯車の1つに成らないように奮闘しているつもりだ。


組織を体の臓器なんかに例えてみる。トップが脳であることは間違いないだろう。
いわゆる歯車は筋肉細胞ということになるのだろうが、自分は何かと考えると、
やはり循環器や神経細胞なのかなと思う。中間管理職でもないし、組織に対して
責任を負うものは何もない。しかしサイエンスとしての活動や業績がなければ、
結局は自分の将来が閉ざされていき、その責任は自分自身で取らなくてはならない。
そう考えると、この循環器・神経細胞として最大限の役割を果たしていかなければ
ならないわけだ。