落合監督の退団

どうしてこういう判断になるのだろうか。
戦略手腕ではこの人に勝る人はどこにもいないだろうと思う。
今年のようなこんな打てないチームでも勝てていける。自分は落合の手腕は高く評価
していた。
落合の退団は白井オーナが言うところの、新しい風を吹き入れて、落ち込んでる
観客動員数を増やしたいのだろうとは思うが、人気落ち込みの原因は落合では
ないだろう。


しかも新しい風と言いながら、なぜ高木守道なのか。新しいとは全く逆のカビくさい
古い風だと思うが。
自分の高木守道に対する監督としての評価は高くない。95年の時の退団最終日の
試合で審判に抗議し、退場処分を食らっている。その時に発した言葉が呆れてしまう。
確か、俺も首になるんだから、ミスしたお前も辞めろみたいな発言だったと記憶している。
アホかと思った。
そもそも高木はその前年に退団する予定だったのが、終盤チームががんばり優勝争い
に食い込めたので、継続契約になった。
その時、次期監督に予定されていたのが、星野だったので選手はそれはかなわん
とばかり躍起になったのだろう。
この契約延長に自分は不満だったが、案の定次の年は散々な成績に終わって途中解雇に
よる退団となったわけだ。
晴天の霹靂という高木の発言も呆れる。巨人の堀内が監督要請された時に発した
言葉と同一だ。そんな気持ちで監督をやったところで結果は見えているだろう。


球団はおそらく組閣において自由にできる高木を選んだんだろう。まさに古き暗黒時代
のドラゴンズに戻りつつある。立浪、井上のコーチ陣入りは間違いないだろう。
問題は近未来通信鈴木孝政や小松を排除できるかどうかだろう。
まさに阪神ではないが、弱いドラゴンズの遺伝子が再度注入されようとしている。
残念でならない。