中間貯蔵施設

被災地の首長は自分の立場で、物事を主張するのは当然ではあるが、基本的に
原発による汚染の中間貯蔵施設は福島県内に作るのがやむを得ないだろうし、
当然となるだろう。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120108-OYT1T00496.htm?from=main1


一番汚染されたものが多く存在しているところに作るのがもっとも合理的だし、
コストもかからない。むろん、関係ない土地に持って行った場合の2次汚染の問題
だってある。
結局のところ、これまで原発受け入れ関連の資金を受け取っていたことを悔やむことが
一番重要なのではないか。
地域住民は今回の問題を重く受け、もう絶対に原発は受け入れないという強い意志を
持たねばならない。そうすればどの地域も二度と原発が稼働することはないだろうし、
その中で国や電力大口消費の企業がエネルギー供給に対する、将来構想をじっくり
考えていくことが重要だろう。


高いコストを使ってどこまで除染するかも十分考えなくてはなるまい。少ない人数の
ために巨額の国費を使う余裕は今の日本にはない。
国民の税金を限られた地域に費やすのはどうか。むろん自民党政権なら票田として
地方にどんどんお金をばらまいていただろうが。
ふるさとを失うのは被災者にとっては辛い気の毒なことだろうが、国は移住促進に
お金を使うべきだろう。