往って来い

年明け後から上昇に転じた株価。自分も少し出遅れたものの、その上昇にそれなりには
乗ることができた。特に上昇トレンドの終了が3月期末直後という、如何にもという
時期だったので、ここで利食いできた人も多かったと思う。


しかし問題はその後だ。しばらく下げて、そこで下げ止まったので買い戻しに入って
しまった。4月下旬頃だ。5月の連休開けは毎年トレンドが変わるタイミングとなる
時期なので、ここから再度上昇に転じることを期待したのだが、結果は逆となり、
思惑は大きく外れてしまった。
結局、現在1月上昇前と同じ株価水準に戻ってしまい、株式用語で「行って来い」と
言われる状況となってしまった。
海外の外部環境や為替相場の状況はあるが、震災復興の足踏みもあるのだろうか。
まあ、それより自分が一番懸念するのは近年日本の経済大国、技術大国と言われた
過去からの衰退そのものだろう。
大手電機メーカーが韓国や中国・台湾メーカに大きく負けて来ている。同じ性能のもの
しか作れないなら価格競争で勝てるわけがない。本来日本はさらに一歩先を行く技術・
性能で戦っていくしかなかったものだったのだが。そこがもう限界に来ているのだろうか。
となると、もっともっと大きな意味で日本経済は大きな停滞期に入るということも
ありうる。
まあ、株価の方は年内にまたチャンスが来るとは思っているが。