電力会社

電力会社といえば、民間でありながらも実質的には国策企業で競争もなく、
優良企業であるわけだ。高学歴者も多いのだろうが、大卒なら40台で年収1000万
は行くと聞いている。
そんな会社が原子力問題で大きく揺れたのが現在なわけだが、多くの電力会社は
これに懲りず、やはり原子力の重要性を今後訴え、事業としての原子力発電は
このまま継続していく方針のようだ。


良く分からないのが、発電単価の計算で、原子力発電書の廃炉費用とか核燃料の
リサイクル、廃棄に関するコスト、地元に払う補償、あるいは今回の事故のような
トラブルに対する費用などどういう風に算出されているかだ。
原子力発電は発電単価が安いとされているが、これは嘘だと思っている。
今日の新聞記事によると、原子力発電書の廃炉積み立て費が多くの原発で、積み立て
不足とのことだ。結局、本来含めないと行けない費用が入っていないのだろう。


自然エネルギーの利用に関する研究を進めなくてはならない。どうもそれがいまいち
推進されていない。水面下で着々と原子力村が再生して来ているのだろう。