最近はクラウドコンピューターというのがメジャになってきている。
自分の仕事のバイオインフォマティックスと言われる分野でも昔以上にコンピューターの
スペックが必要とされている。
これはＣＰＵのコア数クロック数はもちろんだが、重要なのはメモリー容量やＨＤＤの
容量、ＨＤＤデータへのアクセスの高速性など、非常に多岐に渡る。
個々の職場でそれぞれ最新のものを用意するとなると、購入費用も膨大だし、
またメンテナンスコストもお金はもちろん、業務量的にもかなりの負担になる。
そこでコンピューターをクラウド化して、専門の業者との契約で外部に設置して
メンテはすべてやって貰おうとする流れがあるわけだ。
当然研究成果が含まれるから守秘義務や通信間のセキュリティー問題などまだま
だ多くの解決しないと行けない問題がある。
特にヒトのゲノム情報などがデータにあると、現実的にはクラウド化は不可能な状況
とされている。
自分自身はクラウド自体を元々信用していないのだが、Yahooがレンタルサーバで
トラブルを起こしたようだ。
http://www.asahi.com/national/update/0707/TKY201207070263.html
さすがソフトバンククオリティと思ったが、折角バックアップしてあるのに、
同時にそれにも同じ作業をしたとか、アホとしか言いようがない。
これではクラウドなどもやはり信用できないという印象だけが残った。
