iPS

細胞のリセットに関する研究という理由でiPSの山中氏のノーベル医学生理賞が決まった。
医学生理がもう25年間取れていなかったんだな。
この仕事がいずれノーベル賞に値することは明白だったが、もう取れるとは思って
いなかった。実用面やその真理的メカニズムに関してはまだまだ不明な点が多い。
今回はあくまで初発の課題をクリアしたところで受賞できたと捉えるべきだろう。


よって将来的にもっと期待できる。ここからが重要と言える。
重要なことは大きく2点、再生医療へどこまで応用実装出来るところまで行くか、
もう1つは基礎科学的な知見をどこまで明らかにできるか。
元々細胞のリセットという意味では植物ではごくごく当たり前の現象だ。
この差がどこで生じることになったのか、これらに今後どこまでこのグループが、
そして他のサイエンティストが明らかにできるか、楽しみなところだろう。