消費税の軽減税率

消費税の軽減税率の是非は話題になっている。
ずいぶん以前から、これに関しては早期に導入すべきという意見を述べている。
日常必需品に関しては、通常の税率より低い税率を適用すべきだ。ただ、これを
実現する場合は軽減税率になっていないものはむしろ高い税率を適応しないと、
総額が確保できなくなる。基本的な税率が10%では足りないだろう。
軽減率のものを5%のまま維持するなら、他のものはやはり20%とかにならざるお
得ないのではないかと思う。


まあ、もっと理想なのは以前にも書いたが、消費税控除なるものを創設することだと
思っている。消費税率は一律20%として、消費税控除を家計の人数・構成などに
応じて設定する。例えば消費税控除30万円の家計として、税率20%なら、
年間200万円の消費のある家計なら200万円x20%−30万=10万円の
消費税徴収。
年間500万円の消費のある家計なら同様に500万円x20%−30万=70万円
となり、消費額に応じた累進課税制が確保できる。
軽税率はその設定、線引きが難しいし、後者の導入の方が、事務上も楽に思うが。


それにしても軽税率に新聞を含めるべきとか、相変わらずマスゴミの自己保護の
論調には呆れかえるのみだ。