早期退職問題

学校の先生などの地方公務員で3月退職の人らの早期退職が殺到した問題。
どうもニュースは本質を知らせてないような気がしてならない。
早期退職は本人の自由だし、そもそも間際になって退職金の引き下げをするのが
おかしい。
そもそもこの懸案は民主党政権が政権を手放す直前のどさくさに紛れて通した
法案だった。国家公務員の場合は早期退職で引き下げを食らわないようにする
選択なく、問答無用に引き下げられることになったわけだ。
法案の実施日と退職の手続きに要する時間が足りないようにされているからだ。
よって地方公務員もここで同時に行わないと、問題が起こることくらい誰でも
分かることであった。そもそもタイミングが間違っているわけだ。


労働人生の最後の段階でだまし討ちのように退職金が引き下げられてしまうというのが
何を意味しているのか。民主党には分からなかったらしい。