無効判決

1票の格差問題。先の衆議院選の結果そのものが無効という判決がやっと出始めた。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/national/20130326-OYT1T01256.htm?from=main3
そもそも裁判所はそれによって政局がどうなるかなどは考慮せず、法に則って判決を
下すべきで、憲法違反と言っておきながら、選挙そのものは有効などという判断は
おかしかった。
よってやっとまともな判決が出たかという印象。これで裁判官も無効判決が出しやすく
なり、今度続々と各地方で同様の判決が出ることに期待したい。


もちろん、狙うはこれによって国会が真摯に迅速な改革が進められることだ。
そもそも0増5減では全然不十分だし、二院制の趣旨からすれば、参議院は定数を
100人くらいまで減らし全部比例代表で良いのではないかと思う。
衆議院参議院は異なる方式の選挙制度にして、異なる方面からの意思が反映する
ようにすべきだろう。今の衆参では二院制が単に選挙を行った時期での
各党の勢力分配が反映しただけにすぎず、意義よりもむしろ弊害の方が大きい。
その部分の改革が必要だ。