育種

大学時代に農学部だったから育種についてはそれなりに知識はあるし、興味もある。
色々な作物や生き物を交配して、改良したり、珍しいものを作ったりというものだ。
育種には古典的・一般的方法というのがある。最新技術を用いればもっと色々できる
わけだが、仕事ならともかく趣味や家でできることとなると、古典的・一般的な
ものになる。育種において障害になるのは時間。なかなかゆとりがないと、長い時間に
耐えかねない。学生時代、専門に育種を選ばなかったが、大学4年と修士2年の3年間
だけで育種学をやるなんて、時間的にほとんど何もできないだろうという判断があった。


趣味のエビ。最近新しい本が出たので買って見ると、ビーシュリンプの育種に関して
国内ブリーダーが少し書いている。ちょっと自分はやろうとしている方法と違うので、
あらこんな風にしているのか。という感じ。
交配は地道な作業。しかも植物と違って、なかなか繁殖も簡単には行かないところ。
特にこの暑い季節は抱卵していない。地道過ぎて自分の性格に合わないところもあるが、
まあ地道に楽しみながらやるしかない。