ディスプレーポート

結局、お盆休みの間、パソコンの新調はせず。
色々と検討したが、ここ2年程度のパソコン性能のグレードアップ度は小さく、
その一方で、マザーボードのソケットは変更されるなど、不必要なコストを
強いられるものとなっている。まさにインテルマイクロソフト商法だが、
パソコンの出荷台数は5四半期連続でマイナス伸び率だとか。パソコン市場全体が
縮小して来ている。


買い換えはしなかったが、1つだけ部品を変更。すでに液晶ディスプレーを
ディスプレーポート対応のものにしてあったので、グラフィックボードもそれ対応の
ものにする。通常のDVI接続のままでも良いのだが、ディスプレーポートは音声情報の
送信にも対応しているので、ディスプレーにスピーカーが付いている場合はお手軽。
が、これも実際やって見て問題があることに気づく。ウィンドウズは音声出力に
関しては1ポート限定とのことだ。すなわちディスプレーポートを介して音声情報を
出力してしまうと、通常のAudio端子から外部スピーカーやヘッドフォンへの出力が
できなくなってしまう。排他的設定しかできないのだ。


これは認識していなかった。自分としてはディスプレーポートで液晶ディスプレーに
付随するショボイスピーカーでとりあえず聞こえる程度の小さな音を出しておき、
ちゃんと音質重視で聞きたいところはヘッドフォンなり、外部スピーカーで聞くと言う
並列な出力がしたかった。色々調べると出力したものを再度入力するなど、手は色々
とあるようだが、追加投資が必要だしその場合音声遅延も生じるようでいまいちな感じ。
ウィンドウズ側でマルチポート出力が可能であれば何の問題もないことなのだが。