ドラフト会議

プロ野球のドラフト会議。
ドラゴンズは大方の1位指名予想ではなく、2位3位予想だった三菱日立パワーシステムズ
横浜の野村亮介投手を指名獲得した。そして当然のごとく1位指名予定だった亜大の
山崎康晃投手は横浜の外れ1位として指名されてしまい、あわよくば2位指名でという
目論見は叶わなかったようだ。
どういう戦略だったかは不明だが、先に山崎を1位指名していたらどうなったか。
またはここに来て山崎を止めたのはもっとネガティブなものがあったからなのだろうか。



当然、共に入団したら横浜の山崎と中日の野村、どちらが当たりだったか明確になるわけだ。
これもまたプロ野球を見る楽しみの1つだろう。
ドラフトで複数指名された選手が活躍することなく、退団するとなると育てられなかった
球団に問題ありと判断できる。中日では堂上直倫がまさにそのライン上だろう。
逆に単に1位指名された投手が活躍できなくともこれは単にスカウトの目がくすんで
いただけとも言えるわけだ。印象に残っているのは2000年のドラフトで2位の逆指名で
入団した洗台という投手。いきなりブルペンで暴投の連続で投球停止を命ぜられ、
そのまま日の目を見ることなく首になった。これは明らかにスカウティングに問題あった
例だろうと思う。


今年のドラフト選手はどうなるか。今や数少なくなったドラゴンズの楽しみの1つと
言えるだろう。