アベノミクスの行く末

今はアベノミクスによる金融緩和の劇薬で日本経済は保っている。
格差は拡大する一方ではあるが、社会としてどの程度の格差を許容すべきかは
色々考えがあるだろう。
アベノミクスの進行で円の価値が下がることは当然想定できたこと。ならば普通に
考えれば外貨預金すべきだし、株価が上がる状況であるならば、株を買うのは当然の
選択だろう。
その中でその恩恵を逃してしまう人というのは、結局は色々な状況に対する、対処能力
が足りない人、もっと言うなら若い頃から色々な状況変化に対応する努力を怠って
来た人なのだろうと思う。
むろん体は弱いなど例外的な人はいるだろうが。
アリとキリギリスでキリギリスが冬の時代に辛い目に遭うのは当然だろう。結局のところ
社会保障はどこまで国が面倒を見るべきかという議論になる。
どの程度までの格差を許容するか、また格差に至る経緯は何か、その部分が重要なのだろう。