学会

出張で学会参加。
今回はプレゼンなしなのでお気軽モード。
というより、近年は学会参加の目的が変わりつつある。
どう変わったかと言うと、自己アピールの場から、あくまで時勢の把握的お勉強。
若い内は学会で目立って色々な人の記憶に残って貰うことを重視するわけだが、結局
生き残る人は僅か。自分のように端くれた人がどう過ごすかはなかなか難しい。
学会の参加年齢分布というのは調べてもいないだろうが、おそらく年齢分布で2つくらい
ガクンと下がるところがあるのではないかと思う。博士号を取ってポスドクと続けられ
なくなっていなくなる層、おそらく30歳かもう少し若いところ。もう1つは研究者として
金を取れなくなって何もできなくなる層、40歳あたり。実際50歳以上でいる人はそれなり
の人ばかり。その中で少数だが、比較的年齢が行っているけど、全然知らないという人も
いる。結局、自分のそのメンバーになるのを目指すか。
参加そのもののモチベーションも保てず、来なくなる人も多い。
自分が20代の頃、同じラボにいた人らも来ない人が増えた感がある。競争社会だから
当然ではあるが、その中で何に価値を求めていくか、なかなか難しい問題である。