白紙撤回

新国立競技場問題。
白紙撤回はないだろうと思っていたが、結局そうなったようだ。
安保法案の強行採決問題から目を逸らさせるためにも、安倍にとってはちょうど良い
懸案だったというのもあるのだろう。


白紙撤回はもちろん良かったと思う。むろんもっと早く、というよりそもそもそんな
計画を立てなければ良かったのは間違いない。責任の所在を明確にする必要があるが、
本来小保方問題で辞任すべき文科大臣が当然辞任すべきだろう。
国際的信用を失うことを懸念する声もあるが、もはや日本に国際的信用は薄れているだろう。
赤字国債をこれ以上増やさない事の方が、国際的信用の保持には重要だと思う。



今回一連の状況。まさに仕事でも良く見られるものだ。言い出した人が責任を負うべき
だし、そもそも現実可能かの各ステップがあるのに、ごり押しで進んでいく。
まあこれが当たる時もあるから、ごり押しに強い人がどんどん偉くなっていくわけだが、
失敗した時の損失はどうするのかというのはそのまま置き去りだ。
その損失を自分のような端くれが被ることがないように、これからも心がけたい。