世界野球プレミア１２での韓国戦。
プロ野球のレベル全体で言えば、韓国野球は決して日本にとってのライバルでは
ないと思うのが、勝負ごとだから当然負けることはある。特に韓国には少数のスーパー
スターがいるから、そこには気を付けなければなるまい。
短期決戦は調子の良い選手を中心に使い、不調の選手は使わないのが大前提。
また韓国野球は打者がわざとデッドボールを取りにいったり、ホームベースに追い被さる
ような構えをするので、四死球が痛い場面での内角際どいボールの投球は御法度。
そんなことは常識だと思うのだが、どうも小久保監督は知らないらしい。
随所で批判はされているが、大谷を7回で交代させたのは大谷の調子や疲れ具合が
見ている側では分からないから、何とも言えない。
しかし９回の守りはおかしいところだらけだった。
９回の則本はそもそも配球がおかしかった。特に速球で追い込んだ後に、チェンジアップ
をど真ん中に投げて打たれたのは意味不明。キャッチャーの問題だと思うが、その球を
投げる際、則本はキャッチャーのサインに驚いたような仕草を見せた。
速球に振り遅れている打者に変化球をストライクゾーンに投げる必要はない。
基本的に自分はこれが最大の問題点だったと思う。
その後も何故か速球に振り遅れた打者に決め球に甘めに変化球。そして極めつけは内角
への外し球にぶつかって来られての死球。
何か裏金でも動いているのかと感じるような状況だった。あげくの果てに今大会不調の
松井・増井を出して逆転負け。アホだと非難されるのも当然だろう。
しかも後の小久保のコメントも的外れなものが多い。松井にもう一人早いところで
交代すべきだったとか。ああ、この人は頭が悪いんだなと思った。選手としては
活躍した人であっても、采配を振るうものとしては向かないタイプなのだろう。
