軽減税率対象

軽減率税対象は生活必需品に対してというのが基本だろう。
もちろん運用上の線引きは難しいので、肉類で100gあたり300円以上には
適用しないなどといった細かい設定は現実的でないのは分からなくはない。
しかしここに来てのなし崩し的な適用は果たして如何なものかと感じる。


今日出てきた外食に対する軽減税率の対象化。外食なんて全然生活に必需ではないし、
こんなものを一律に適用したら高級料亭や居酒屋とて対象になっていまう。酒は非対象
としておきながら、店で飲む酒は対象になるのはおかしいだろう。


一方、軽減税率対象をもっと増やしておいて、かなり早い段階で消費税率を10%から
12%に上げ、将来的に15%, 20%にする手はありだろう。富裕税創設が理想だが、消費税に
累進課税的要素を入れ込むのは悪くない方法だろう。その点ではなし崩し的な軽減税率の
対象化はありだろう。
しかし当然、ハウスメーカーなどは許容するとは思えず、当面綱引きになるのだろうと思う。