捏造の元理研の小保方が書いた「あの日」とやら。
そもそも講談社たる出版社が儲けを理由にこんな何らか精神障害のある人の手記を
出すなんて恥ずかしいと感じないのだろうか。幻冬舎あたりから出るなら分からん
でもないが。
もし講談社の中で少しでも金儲けではなく、真に小保方の彼女自身の考えを明らかに
してこの問題の真相が分かれば良いと考えているのであれば、まさにこの小保方問題での
彼女のやったサイエンティストとして、万死に値することの本質が、講談社さえも
理解できていないと言うことだ。
これは理研の調査や最終報告そして処分が不十分だったことを明確に示している。
本来は損害賠償請求などが必要だったのに、それをしなかった罪は大きいと言える。
自分は読んでいないし、初版5万部が完売すれば小保方への印税は700万円とされるもの。
買ったら負けだろう。どこかに転がっていたら読んでネタにはしたいと思うが、大方
サイエンティストの書評としては言い訳に徹しているし、肝心の自分の捏造には
触れていない全くの一方的な手記とのこと。まあ手記なんだからそれで良いと思うが、
これを読んでやはり小保方は填められた!、なんて本当に思う馬鹿がいるとサイエンス
リテラシー的には困るわけだ。
アマゾンの書評などにはそういう意見も出ているところが危惧されるところだ。