自分は甘いものは結構好きだ。むろん中年モードで体の事を考えると、そうそう趣く
ままに食べるわけには行かないわけだが。
和菓子なら羊羹やきんつば、どら焼きとか。ただし、これにそれほどのお金を注ぎ込む
気はなく大方、井村屋とか山崎、敷島などの製パン業者の安いものを食べている。
近所のスパーマーケットのピアゴで気になる羊羹が少し前から出ていた。井津美屋という
京都の菓子処らしい。調べてもホームページが充実しておらず7年来ずーと準備中とか。
http://www.eonet.ne.jp/~k-idumiya/
食べログの記載の方が充実しているのが笑えるところ。
http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260401/26017590/
ところがこの羊羹、税込みで729円もする。井村屋のもののより少し大きなだけなので、
重量あたりでも5倍くらいする。よほど美味しいのだろうが、買おうとは思える値段で
なかった。
ところが先日、半額値で販売されていた。見ると賞味期限が迫っている。
バイヤーが興味本位で入荷したものの、ほとんど売れなかったようだ。
半額ならと買って食べてみる。ところがこれが期待外れというか。半額でも今後も
買いたいと思うような、井村屋や山崎製パンのものとの違いを感じなかった。
老舗和菓処のようなものはやはり商品の希少性が重要なのだろう。だからピアゴなんかで
販売させたらダメなのだ。今回の件は自分の中で、井津美屋という菓子処の格付けを
大きく下げる一件だった。
まあホームページもまともに作れない時点で目に見えていたのかもしれんが。
