追加金融緩和見送り

日銀の追加金融緩和見送りを受けて、株価は暴落、円高も一気に進む。
もう日銀も完全に弾切れになっていると思うし、結局、日本経済を波立たせただけに
終わりそうなアベノミクスバブルだ。
まあその間、トヨタなどの輸出産業は内部留保を溜め込んだし、関与する社員もそこそこ
良い生活もし、貯蓄も殖やしているだろう。アリとキリギリスのアリではないが、
今後先細る日本という国。如何に備蓄があるかが重要なのだろう。


熊本の地震でずーと避難所に居続けざるを得ない人々もいるだろうが、基本そういう
ことにならないような人生を事前に準備したいところだ。


懸念はアベノミクスバブルで年金運用の株式運用率を増やした点。初めから分かりきった
ことだが、これらは今後当然含み損として重くのしかかる。運用額の増額が永遠に
続くのであれば、大きな問題ではないが、今後年金運用資金は日本の人口の減少と伴い、
目減りしていくだろう。含み損を持ったものでも現金化せざるを獲ない状況も十分
考えられる。安倍・黒田が日本の将来に残す負の遺産は非常に大きいものになるのではないか。