隠れトランピスト

米国の大統領選は事前にやや優勢とされたヒラリークリントンではなく、トランプと
なってしまった。自分のトランプのイメージは両腕に若い女性を抱きかかえて、好き
勝手やっている不動産大富豪のイメージしかない。政治経験も官僚などの行政経験も
なく、果たしてこんな人に務まるのだろうか。


先の英国のEU離脱もそうだっがた、マスコミの事前予測が大きく外れることが2つ
続いた。株価や為替などは事前に織り込んだ方向に動いたあと、大きく反動を受け、
さらにその反動となるという乱高下を受けることになる。EUの時も今日も短期的には
乖離直面で売買が成立するので、いくらか儲けを確定できた。しかし含み損は大きく
増える流れ。
サイエンティストの端くれとしても、事前の予想が外れるのは悔しいし、何故外れた
のか解析したくなる。
報道によると隠れキリシタンならぬ、隠れトランプ支持者というのがいるらしい。
社会的に自分はトランプ支持だと言いにくい雰囲気がある中で、公表しない人が
多いらしいのだ。まあ日本でもそうだが、出口調査でどこに入れたか本当のことを
言うような人は深く思慮していない人に感じる。所詮マスコミの取材なんてその程度
ということなのかもしれない。


この後どうなるだろうか。トランプが今回の選挙で不正行為をしていないとは考えられない。
そこらへんが問題になることを期待したい。また銃社会の米国。トランプはよほど
護衛体制をしっかりしないといけないだろう。