CiRAの捏造問題

CiRAの捏造問題。
未だあのような研究者がいるのが驚きだ。
今回は小保方問題と異なり、扱っているデータがいわゆるデジタルデータというもの。
小保方の捏造が画像だったので、取り違えたとか勘違いしたという言い訳が使えた
分けだが、今回は数値のデータで、それが生データに対して+3とか明確に分かる
形で改ざんされていた。よって、完全に証拠が残ってしまうので、後でバレてしまうのは
当たり前のことだ。
それをやってしまう神経が理解出来ない。
ノートのチェックなどが形骸化されていたとして、所長の山中氏が自らの責任を
考えているようだ。まあ基礎・応用問わず、国の多くのお金をがめ、さらにクラウド
ファンドまでやって、集金していた結果の1つとしてこんなことなのだから、
その責任は当然免れまい。
しかし形骸化がいけなかったというのは直接的な原因ではなかろう。端的に言えば、
その助教の採用判断が失敗だったということ。最後は研究者倫理の問題。
ルールだけを厳しくしても改善される問題ではないだろう。