人権感覚

先日書けなかった強制猥褻議員の話を考えてみたい。
自民党中西一善衆院議員が、路上で面識のない女性に抱きつき胸を触るなどし、強制
わいせつの現行犯で逮捕され、十日に議員辞職願を提出した。
当時本人は酒によっており、本人も記者会見で酒に溺れてこのような行為をした自分に
対し、反省している姿を全面に出しているように思えた。
まあ現実問題として、この議員はもはや再起不能だとは思うが、今回の件は酒がどうの
ではなく、そもそもこの人間の人権意識そのものの欠如が原因だと自分は思っている。


一人の男として、酒に酔っていたとはいえ、普通見ず知らずの女性にこのような行為が
できるであろうか考えてみる。正直言って、普通の人間ならそんなことは出来ないように思える。
この議員にとって、こういった行為が今回初めてとは到底思えない。
普段から類似なことをやっていて、その延長線上に今回の事件があると感じる。
もっと言ってしまえば、相手が女性であるかどうかではなく、そもそも人権感覚の欠如が
あるように思うのだ。
このような議員はまだいくらでもいるのだろうが、少なくとも一人消えてくれたのは
世の中にとって良いことだろう。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000114-kyodo-soci
上記の東北工業大学の教授のセクハラ事件も同様に人権意識の欠如を感じる。
特に社会的地位の持った人が人権意識を持っていないことは結構あることのように感じるが、
極めて問題なことである。
社会的啓蒙・教育体制・カウンセリングの充実体制が必要だと感じる。


自分は社会的地位も何もないが、少なくとも他人に思いやりを持って接していく努力は
忘れずにいたい。実際、出来るかは別問題だが。


ところで先日の自分の書き込みにコメントが付いている。ブログを書き始めて初めてだ。
e_ameさんありがとう、今後も多くの人に閲覧され、コメントや参照を付けられる内容を
目指していきたい。