郵政法案可決

注目していた郵政法案はとりあえず衆院で可決したようだ。
http://www.asahi.com/politics/update/0705/003.html

わずか5票差というところが今後の審議にどう影響をするかが懸念だが、とりあえずは
ステップを1つ越えたと言えよう。


どちらにせよ審議の過程でまだまだ詰めなくてはいけないことが多々ある。
前回のブログでは田舎に関することのみを触れたが、もっと大きいのが郵便貯金だ。
それに起因する財政投融資の分配に関することだろう。民営化によって当然ここらへんの
分配は再検討されなくてはならない。民営化後も政治家がそこを食い物にし続ければ、
まさに整備新幹線と同様に採算性の悪いことが継続されてしまうだけだ。
ここらへんは自分も詳しくないのでコメントは避けるが、国家財政がどこまで緊縮化できるか
小泉政権のお手並み拝見といきたい。


今回の郵政民営化は公務員の削減と運営の効率化が主目的であることは
言うまでもないだろう。
それがどこまで果たせるかだ。