アスベスト問題

アスベストによる健康被害が問題として出てきている。


自分が小学生の頃、アスベストは学校の天井部位に使われていた。
教室がどうだったか覚えていないが、特殊教室には良く使われていた。
理科の実験に使う石綿付き金網はアルコールランプでビーカーの水を温める時に、間に使う
ものであり、これはテストで名称を問われる問題の定番だった。
後にこれはセラミックス製に変えられたが、アスベストを結構べたべたと触っていたわけだ。


大学でもクラブ活動の部屋の天井がアスベストだった。その部屋の中で休講の時など、
ボール遊びなどしていたので、結構、天井にボールが当たり、石綿が舞い落ちることも
あった。すでに石綿の被害は言われてはいたので、友達同士で天井にボールを当てて
しまったらペナルティが科せられていた。
その後、アスベストの問題がより明確になり、肺ガンの一種である中皮腫の原因になること
が大々的に報道された。
大学でも夏休みの1ヶ月を利用して撤去後、コンクリートによる封じ込めの工事が行われた。
その間、部活が休止されていたので、今でも良く覚えている。


もうすでに問題解決したかと思っていたアスベストがここに来て、長期的な影響被害の
状態が明確になってきて、大きな話題となったわけだ。
それで、再度アスベストの現状を見てみると、まだまだ撤去や今後の廃棄に関して、かなり
注意を要する現状が明確になってきたわけだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000301-yom-soci
製造は停止しても、すでに断熱材としてなど組み込まれたものは、まだまだまだ多く存在
するようだ。


現状をしっかり把握して、対策を講じて貰いたいものだ。