台風

東海地方は明日台風が接近するようだ。
台風によって暴風警報などが出ると学校とかが休みとなり、子供のいる家庭は結構たいへんだろう。
まあ、すでに夏休みに入っているので一般の学校は元々休みなわけだが。


自分は高校時代に地学部に所属していた。科学系の部には他に生物部や化学部、電気部など
があったが、生物部は廃部寸前の廃れぶり。化学部や電気部はあまりにもマニアックな感じで
近づき難かった。
その点、地学部は星を見させるという誰しもが興味を持つことを全面に出せば、一般受けしやすいし、
自分もそれに惹かれた部分があったと言える。
所属している先輩らは現在も親交があるが、とても面白い人ばかりだった。
いわゆる文化部なのでスポ根を鍛えるような高校生活は全く送っていない。
このことが現在、楽な人生を効率良く生きようとする、はっきり言って怠けもののような人間に
なってしまった原因なのかとも後悔もしている。


が、それなりに面白い分野で生物系の仕事に就いた今でも、星や化石、鉱物には興味がある。
地学のもう1つのテーマが今日の話題である。気象に関することだ。
自分は高校時代、特に気象をやっていた。といっても天気図を書いたり、温度や気圧を
測定したりするくらいだったが。
現在なら高校生でもネットから気象庁の様々な情報を入手することが可能で、これを元に
なにか考察をすることも可能だろう。そういう意味で今は素人でもそれなりに勉強すれば、
色々なことができる夢のある時代になったと思っている。

気象庁の情報はここら辺を探せばいくらでも出てくるだろう。
http://www.kishou.go.jp/datasitemap.html


さて、とりあえず天気図は読めるので、気象庁が何も言わなくても、だいたい自分なりに
天気予報をすることができる。高層天気図の公開がもう少し充実していればさらに良いが。
明日の台風だが当初予想されたほど発達しないようだ。南海の水温が思ったほど高くなかったのだろう。
コースも当初の予想より東よりだ。これも夏の太平洋高気圧の張り出しが思ったほど強くないのだろう。
台風は自分の地域の東側を通過すると、それほど被害がない。
いわゆる危険半円、安全半円だが、台風を動かす風と台風自身の風が、安全半円では相殺
されるわけだ。このことから東海地区ではそれほど被害は出ないと予想される。
あくまで予想だが。