なかなかないことなのだが、実験をする方の研究がなかなか順調になりつつある。
前にも言ったが、コンピュータを使ったゲノム情報をああだこうだする仕事と、イネを使った
実験科学的な仕事を平行している。
時間的にはコンピュータの前でやることが多いのだが、実験の方もちまちまやっている。
で、なかなか興味深い結果が出てきているのだ。
こうなると次はこうすべきかああすべきかと色々頭の中でシミュレーションが始まって
面白いのだ。個人的にはボスに対しては「金は出しても口出すな」という気持ちが主だ。
そんなこと本人も前ではとても言えないが。まあ、冗談は置いといて、こう言った展開に
なった時にラボのメンバーと共に次はどうすべきか議論するのが研究の最も面白い醍醐味と
言えるところだろうと思っている。その場合、重要なことは最終決定権が自分にあることなのだ。
先のボスの話はボスが出て来ると否応なしに、進む方向が決められてしまうことが多く、
それに対し自分が納得できなかったり、反対の気持ちとなると色々な問題が生じてくる。
そして最終的にその方針が失敗だった時に言いようのない憤りを感じるのだ。
さあどうなるか。
