特別養護老人ホーム

自分は三河和太鼓を趣味の1つとしてやっているという話は以前したと思うが、
その活動の中で、慈善(偽善?)活動の1つとして色々なところで太鼓を披露すると
いうのがある。今週末は特別老人ホームの夏祭りイベントとやらで太鼓を叩くという
ものがあった。当然、特別養護老人ホームなど日頃は全く縁のない世界なので、
どのような所なのだろうか、という気持ちが太鼓を叩く以上に興味津々なのであった。
以前、同じような所で披露したことのある人は、ほとんど正常な認識のない人が
ほとんどな感じなので、披露していても虚しいよと言っていたのだが・・・
まあ、それはそれでしょうがないだろうと思いつつ、とにかく自分も注目というわけだ。


で、感想だが思ったよりはそれなりに反応はあったのではないかという感じ。
また、老人福祉には金がかかるなと実感するわけだが、入所しているお年寄りの数に
対する介護する側に人々も結構な人数いる。
そして、最も印象だったのが入所者の平均年齢は80歳を超えているのだろうか、
この歳になると、ほとんど女性だ。老人ホームに入所するのが特に女性が多いという
話は聞いたことがないので、これは間違いなく平均寿命の違いで、この歳になると
男性はほとんど生き残っていないということだ。
自分の30年後以上先のことを想像し、くらーい気持ちにはなった。
こういうのを見ると、つくづく感じるのはこれからますます、大変なのは行政側である
政府や市町村なんだろうなと思う。国が今後の老人福祉・社会福祉に対してどういう
あるべき姿でいくのか。難しい問題だ。