パロマの湯沸かし器による一酸化炭素事故。
パロマ瞬間ガス殺害器といったところか。
http://www.asahi.com/special/060717/
取締役員会がほとんど開かれていなかったとか、危機管理・安全管理が十分といえなかった。
にもかかわらず、宣伝には安全性にとても優れているようなことを述べているのだから
いい加減なものだ。この会社は非上場。非上場だと決算など様々な情報の公開が
少なくてすむ。会社法などでおそらく出さなくてはならない情報もあるのだろうが、
そういうのもなかなか人目に付かない。
よって、自然と社会的な監視の目から離れて、批判を受けにくくなる。
非上場企業の欠点と言えよう。同族企業なら内部での浄化作用も低いだろうし、結局、
社長の独りよがりがそのまま通ってしまうのだろう。
こういう安全対策に国がどの程度関与するのかも難しい問題だ。プロパンガスにはかなり
厳しい規制が掛かっていると思うのだが。
思い出せば、自分も実家で子供のことこのパロマの瞬間湯沸かし器は使っていたと思う。
種火がなかなか付かなかったり、本着火した時に異音が出たり、種火が突然消えてしまったり、
子供であったが、結構気を使いながら使用していた。今思い出すと製品としての完成度が
結局低かったということだったのかと感じている。
