ソフトバンク商法炸裂

携帯電話会社を変更する契約業務が2日続けて停止している、ソフトバンクの問題。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061029-00000004-yom-soci


だましのある無料キャンペーンなどを銘打ったのに、十分な対応をしていないために
起こる。YahooBBの時も、無料でモデムを配りまくっておいて、配線準備は大幅な遅れ。
まず、契約を先にとって、後は客に待たせておけば良いというソフトバンク商法の典型だろう。
いや、もっとうがった見方だと、わざと待たせたりすることで商品価値を高めようと
していると考えることもできる。行列が出来ている店は、その行列を見て、また人が
並ぶ。行列ができていなければ、その店が有名かどうか分からない人も多いのだ。
そういう意味で今回の障害も確信犯なのかもしれない。これぞソフトバンク商法。


しかし、今回はNTTやKDDIに多大な迷惑をかけている。孫正義はもっと反省すべきだ。
http://www.asahi.com/business/update/1030/130.html
孫氏は「私どものお客様だけでなく、他社にもご迷惑をかけた。おわびする」と
述べながら、一方、同時に、定額制プランに加入した場合の他社への最高通話料を、
30秒あたり最大30.45円(税込み)から一律21円に値下げすることも発表した
ということだから呆れる。謝罪会見は次への営業の場なのだ。顧客殺到でシステム障害を
おこし、まだそれが完全に解決されたかどうか分からないのに、さらなる顧客を呼び
寄せようと言うわけだ。


賢い客なら、こんな携帯電話会社とは契約しないと思うのだが、なぜかブロードバンドでの
YahooBBはそれなりの成功を収めている。もっと、顧客は賢くなければならないと思うのだ。