医師の診断書

奈良市の地方公務員が長期病休をしながら給与をもらっていた問題。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061026-00000017-san-soci
はっきり言って理解できない。どうしてこんなことがまかり通るのか。
ここでマスコミ得意の「公務員は・・・」とくるわけだが、こんなのは自分でも
理解できない世界だ。こういう問題に関して、感じるのは医師の診断書というもの。
これがないと正式に病休扱いにはならないのだが、今回の状況で、どうしてこれで
医師の診断書が得られるのかということだ。
ズバリ言ってしまって、医師による診断書の捏造があるわけだ。むろん、この公務員と
医師の関係は分からないし、仮病的にイタイイタイと言っているのかもしれない。
しかし、結局のところ実質的な病変がなかったら、診断は下せないわけで、
それを座骨神経痛だの腰痛だのと病名をつけれて、かつそれが重要な公式文書として
効力を発するところが自分としては、納得しがたいのだ。
こんなもの悪意のある人間にかかれば何とでもできるということだ。


追突事故後、イタイイタイと首を押さえる被害者。本当に首が痛いのか、慰謝料増額を
狙っているのか。医師の診断書なんて、全然、真実を語るものではない。
悪意は前提としていないのが、現在の医師による診断書なのだろう。


本人は同和問題に関わる組合関係者とか。自分はこれも理解できないが、組合関係者
だと上司も口出ししにくいのだろうか。公務員不祥事が取りざたされている現在、
本当に公務員が世に主張していかないといけないことまで、葬られそうで恐ろしくもある。