転落の予感

我がドラゴンズ。結局、交流戦前半戦は負け越し。パ・リーグ最下位のオリックス
連敗はないだろう。後半戦は、不調の西武相手に2連勝したものの、大いに不満の
残る展開。2軍で調整したはずの山本昌がどうにもならない投球。逆に2軍落ちで
さらに調子を落としてしまったようだ。結局再度2軍落ちらしい。
さらに、問題は抑えの切り札岩瀬。昨日は逆転弾を食らい、今日は勝ったものの
最終回は非常に危ない投球だった。
1つ間違えれば同点・逆転を食らいうる状況だっただろう。


球速が出ていない。直球でも140k出てないし、スライダーは130kくらい。
岩瀬のスライダーは高速スライダーなので130k後半出ていたはずだ。
ストレートも143−145k出ていた。よって、全体にスピードが落ちている。
腕の振りが悪くなっているということだろうし、おそらく、打者から見た球の切れも
落ちているのだろう。
他に変わりになる選手もいないので、ここは踏ん張りどころだ。もし、岩瀬がさらに
調子を落とすようだと、今期のドラゴンズのリーグ戦1位通過はないだろう。


ドラゴンズは1軍契約していたジョー・バレンタイン投手をウェーバーにかけた。
首ということだ。前回、金本を育成枠での再契約を前提にウェーバーにかけ非難を
受け、諦めた経緯がある。
今回は、文字通り自由契約ということだろう。これで1軍選手枠を1つ空けて、
育成契約のクルス投手と正式契約するつもりだろう。クルスは2軍戦で抑え的な場所での
登板もやったようだ。
むろん、岩瀬の代わりになるわけはないだろうが、貴重な中継ぎとして活躍できうる
のか楽しみである。