クライマックスシリーズ第2ステージに向けて

いよいよ明日からクライマックスシリーズ第2ステージの巨人戦だ。
少し戦力分析をしてみると、今年、巨人にやたら打たれた印象があるのだが、実際
そうではないようだ。12勝12敗の五分。
いやしかし、東京ドームでは打たれているだろう。それも違う。東京ドームでの
対戦成績も6勝6敗の五分だ。では、なぜこんなにも打たれた印象があるのか。
結果は簡単。山本昌が先発の時の対戦成績が1勝6敗だ。東京ドームでは2本以上
ホームランを打たれると1勝6敗で、1本以下しか打たれないと5勝0敗だそうだ。


結論として、多くのホームランを打たれたのは山本昌でその試合は打たれた印象と
負けた事実がファンの脳裏に残っているということだ。
となると、このシリーズで山本昌は出てくることはないだろうから、シーズン中より
有利に戦えると見ることもできる(かなりひいき目)。
先発はおそらく、山井、川上、中田の順。山井と川上の間に朝倉が入る可能性もあるが、
朝倉はシーズン終盤調子を落としていた、首脳陣がその後をどう判断しているかだろう。
立ち上がりに炎上することが目立った山井がそこを乗り切って、ドラゴンズが先制する
ような展開が望ましい。


相手ピッチャーは内海、木佐貫、高橋か。いずれも少ないチャンスを物にして、
長打を打たれないこと。これに尽きる。第1ステージの時はそれほど自分の興味も
高まっていなかったが、巨人には何としても勝って頂きたい。