パウエルの2重契約問題

事実上、2重契約をしていた前ジャイアンツのジェレミー・パウエル
結局、契約凍結期間といったペナルティを与えて、ソフトバンク入りということになりそうだ。
この件で、以前我がドラゴンズも痛い目にあったことを思い出した。
ボルチモア・オリオールズケビン・ミラー騒動だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC
統一契約書での契約までしておきながら、結局彼は来日しなかった。原因はドラゴンズ
契約後にボストン・レッドソックスからよりよい条件を提示されたからだ。
明らかに契約違反なのに、恥ずかしいことにアメリカ大リーグ選手会はミラーの肩を
持ち、当時東京ドームで開催が予定されていた大リーグの開幕戦2試合を、
ボイコットするとまで言い出した。
これは契約の国とされるアメリカの恥ずべき本心が表に出たものと、心の中で馬鹿にしている。


今回もオリックスとの契約は一応有効とされる。ソフトバンクに揚げ足を取られたのは、
金貸し業のオリックスとして極めて間抜けだったとは思う。しかし、そこは抜け目ない
ソフトバンク商法」なのだろう。
元々、パイが少ない日本プロ野球界で、球団間でこんな見にくい争いをしていては
発展するはずもないだろう。