辞任

まあ結局こうなったのかという感じ。福田総理の辞任表明。
いずれは解散総選挙ということになるのではないだろうか。
それにしても、最近の政局運営。選挙ばかりに目がいき、ばらまき減税を進めようとしている。
ずばり、この赤字国債累積の中で、減税などするべきではない。結局、さらなる赤字は
さらなる将来の世代への負担となるだけだ。
国の赤字を官僚や一般公務員のせいにする頭の悪い人らがいる。これを見れば分かる
だろうが、結局国がここまでの赤字を膨らませてきたのは、選挙目当てにゼネコンに
公共投資というばらまきを、やり続けてきた政治家の責任だ。
そしてまたもその同じ過ちを繰り返そうとしている。まさにモルヒネだ。
ガソリン高で漁業従事者へのばらまき。本来、市場での魚の値段が上がることで
解決すべき問題が、なぜそういう方向にならなかったのか。そこに対して、問題意識を
持つ方が本来の姿だろう。市場で正当な物価高があって、それに対し一般市民に
なんらかの減税策をというならまだわかるが、漁業従事者へばらまくのは理解できない。


政府はもっと長期的展望にたって、一貫した政策をおこなわなければならない。