責任の所在

障害者団体を郵便割引制度を悪用した事件。
予想通り、郵政どころではなく、厚生労働省からも逮捕者が出た。
http://www.asahi.com/national/update/0527/OSK200905270066.html
同省障害保健福祉部企画課係長とのことだが、これはおかしいだろう。こんな係長
ごときのペーペーに、どの程度の責任を負わせられるというのか。
厚生労働省本庁の昇進基準までは知らないが、39歳で係長ならキャリア組ではないだろう。
キャリアを含めた転々と担当者が変わる中で、たまたま当時の担当者がこの人だった
というだけではないのか。
基本的に担当者が転々と変わる部署ほど、これまでの方法に準拠してしまい、
新たに問題をあぶり出そうとする人など少ないのが霞ヶ関の官僚だろう。そうなれば、
責任は誰が始めたのかというところと、もっと上層部で責任を負わなくてはならない
人がいるのは間違いないだろう。捜査が進めばそこら辺にもちゃんと手が回るのだろうか。