台風ニュースで思ったこと

結局台風は明け方にこの地方に最接近。仕事に出かける時間には、もうかなり
穏やかになっていたので、実質ほとんど影響なかった。
今のアパートは以前住んでいたところより、頑丈らしく、風で揺れることもないし、
うるさい風きり音がすることもほとんどない。部屋の中にいると、非常に穏やかで、
今回の台風も結局大したことないなと感じた。以前なら風でうるさくて寝れないことも
多々あったのだが。
大したことないと、思って職場に行くと、かなり酷い被害。落雷で長時間停電したり、
一部窓ガラスが割れて、部屋の中が散乱していたところもあったようだ。
幸い、自分が管轄する場所は何の問題もなかった。


台風ニュースを見るといつも思うのだが、「満潮時刻と台風の接近が重なる」という
表現だ。潮の満ち引きは1日2回周期だから、満潮は12時間周期で来る。この
範囲で台風が接近する時刻を予想したとき、どこまでの範囲が重なり、どこからは
重ならないのか。今回も満潮時刻は8時過ぎで、台風の沿岸部への最接近は5時頃。
3時間もずれている。3時間のずれを許容して「重なる」という表現が使えるなら、
前後含めると6時間あるわけで、12時間周期の6時間だから、実に2回に1回は
「満潮時刻と台風の接近が重なる」ということになるのだ。これでよいのか。


今回の台風は知多半島に上陸とのことだが、これもおかしい。地図を見れば分かるが、
北東方向に進んでいる台風が知多半島に上陸するには、どう見ても一度紀伊半島
上陸しているはずだ。時間ごとの風向風速を見ると、5時くらいに一度紀伊半島
上陸していることを裏付ける、風向きになっている。何故ここで紀伊半島上陸に
ならなかったのか、よく分からないところだ。