パソコンの普及

前回の続き。自分にとってパソコンはゲームマシンに近いものがあった。
これはかなり以前にも書いたような気がする。
パソコンを時代の流れと合わせて考えると、ゲームマシン→ワープロ→インターネット
なんて感じかなと思う。もちろん、自分とは別にパソコン=プログラム開発マシンと
いうまじめな人も世の中にはたくさんいるだろう。
しかし、自分にとってパソコンはあくまで遊びから始まったものであった。
ちょうど自分が大学生の頃、パソコンを買うかワープロを買うかという選択があった。
自分はそこでパソコンを買うことにしたのが、少しゲームから離れたパソコン、
すなわち、仕事やサイエンスにパソコンを使うという流れはここで初めて出来たのだと
思う。
その後、世の中では多くの人がパソコンを利用できるようになった。もちろん、そこには
プログラム言語など全く知らなくても良い。そして、もっともっとパソコンでできる
ことが広がるという展開が期待されたりしたわけだ。
では、そのパソコンが万人に受け入れられているかと考えると、どうもそうではないように感じる。
先のゲーム機など、パソコンでできることなので、本来不要だったはず。
パソコンでテレビやDVD録画・再生ができれば、テレビやDVDレコーダーなど
いらないはずだ。
インターネットを携帯電話で見る人が多いようだが、あんな小さい画面で見るより、
パソコンで見た方が良いし、高い通信料を払ってまで、何故携帯電話でインターネットを
やりたいのか理解できない。


自分の中ではもっとパソコンが幅を効かせてくると思っていた。しかし時代の流れに対し、
思ったほどパソコンは普及していないというのが、ちょっと驚きだ。
これから先10年はどうなるだろうか。案外パソコンは衰退していくというシナリオも
あるのではないかと思っている。万能で色々できるというものは、結局多くの人々の
頭脳にはストレスが大きすぎるんだろう。