支持率

菅内閣の支持率が不支持率と逆転したとのことだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100719-00000519-san-pol
政権発足直後の支持率の高さは異常だったと思うが、国民はもう少し長期的に
支持するか支持しないかと考えるべきではないだろうか。
マスコミもこんなに頻繁に支持率調査する意味がないように感じるのだが。


個々の質問の回答率もそうだが、自分が興味があるのは、それぞれの回答結果の関連。
これが、ちゃんと各政党の方針を理解出来ている回答か、確認できるものと思う。
例えば、みんなの党を支持して、最も重視するものが、医療・年金などの社会保障と、
答える人がいたら、これはアホだ。


そもそも管政権の不支持がここまで高まっている理由が消費税によるものとしたら、
消費税をオブラートで包んだもの勝ちになり、こんな方向性に持って行くのは
好ましくない。
結局のところ、大きな政府と小さな政府に関しても、国民のコンセンサスは取れて
いないのだろう。子供手当のばらまきをやれば、消費税が上がるのは当然だ。
消費税を上げたくなければ、子供手当はもちろん、社会保障ももっと削減しなければ
ならない。
老人医療は1割負担から、2割負担にすればよいし、通常の人は3割負担から4割負担
にすべきだ。もちろん、子供の無料医療など廃止にすべき。自分はそうすれば良いと思う。
それがイヤという国民が多いなら、消費税を上げるしかない。


国会議員や公務員の数や歳費の削減なんて、微々たるもので、全く議論の的を得ていない。
もう少し、どうするべきか、国民のコンセンサスを固める必要があるのだろう。